« 今年のバラは。 | メイン

2012年02月04日

富山の景色

この冬は雪が多いか否か・・・

兵庫県豊岡市の建築着工を控えて
昨年末、関係者があれこれ話をする中で
ある方曰く『カメムシが多い年は雪降るで〜』との予想

その予想は当たりなのか、ハズレなのか
ちなみに豊岡方面は、特に例年以上ではないとお施主さんが云っていた

『富山はどうだろう・・・』

先日、高岡の西さんから
『もう嫌になるわ〜』とのメールが届いた
多雪地方に住む人々の雪に対する労力は尋常ではない

富山のガラス庇、雪はどうかな〜とふと気になっていた矢先に


“こちらのblog”
を教えていただいた

この建物は写真が難しい
とかくスケール感を説明するのが難しい建築なのだが
こちらのblogは建築が解っている人の写真であります

ポイントに人物や車輛が入っているし
特長である水平庇が綺麗に撮影されていて、建築の特長が出ている

一般的には10mのガラス長壁に目がいくところだが
設計者が一番悩み抜いて納めたのはガラス庇部分なので
このアングルからの写真は感無量モノなのだ

1m近く積雪がある地域に、全面大型ガラスの庇を設計する勇気も凄い?が
それを認めるクライアントはもっと凄いけど。。。


それはそうと、引き続き日本海近郊の仕事が多い
こちら側のクライアントは雪でうんざりしているのだから
とにかく明るく軽やかな意匠を生み出す必要がある

東京のようなきらびやかな場所でのガラス建築ももちろん素敵だが
日本海に面した少々空が重い地域で、
大きなガラス開口部を設けた建築を今後も設計していきたい

カメムシの大量発生に少々注意しながら・・・

投稿者 mochizuki : 2012年02月04日 17:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.moa-arc.com/mt/mt-tb.cgi/17

このリストは、次のエントリーを参照しています: 富山の景色:

» 三芝硝材のガラスファサード 1/27 富山出張1 from できる時だけの写真日記〓
 1/27(金)は、仕事で、久しぶりに富山に行って来ました。  一昨年の8月末 以来です。 いつもは、新湊や高岡の三協立山アルミや、滑川のYKKAP、小矢部の新... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2012年02月06日 11:31