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2010年12月05日

冬の雲の下で

先日の突風で、山の彩りは半減した

そう、

もうすぐ無彩色の季節がやって来る
最近の朝陽の弱々しさが、それに気付かせてくれる

少しだけ日本海に近づいただけで
雲の色が違う

明らかに違う

2010_1205.jpg



私は、太平洋側の
冬は晴天が多い地域で育ったけれど

山陰地方や北陸や
そして今住む地域によくあらわれる

グレーの空


雲がたえず、空のどこそこかにいて

様々なモノの色調を弱める


モノの陰が鈍い分


あらゆるものに雲がかかってうすぼんやりと見える

そして
光の弱い地域の人々は

とても控えめで口数が少ない

少しでもノイズのない状態で

モノの本質を見ようというのか

なんだか
とても穏やかだ

寒さと共に透き通っていく


今日も日が落ちて
一気に気温が下がる


空と雲の陰りは

夜の暗闇と共に
さっきまでの音を次々と消して透き通っていく

色が無いということは、音も無いということかもしれない


そういうことなのか

そして私も一緒に


冬に向かう


昨日よりも
今日のほうが

透き通っていく

投稿者 mochizuki : 2010年12月05日 17:00