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2007年09月16日
ー第七話ー
それから、
“FAXを送信した日”から・・・
正確に言えば、
“FAXが送信されたと思われる日”から、
数日が過ぎ、数ヶ月が経ったように思われる
特に何も起こらなかったし
“変わった”ことはそれ以上に、何も起こらなかった
変わり無い毎日の出来事のひとつ
宅急便を届けるインターホンの音
いつもの、日に焼けた制服姿の青年が
少々困った顔をしながら、玄関ドアを開けた
「ひとつ、出荷元がわからない荷物があって・・・
品物欄に“法令集半分”って書いてありますね〜」
「あっ、それ私宛ですから、えっと、送り人わかります、私、、、」
「そうっすか〜じゃハンコ下さい、、、、、まいど〜」
心臓がバクバクしている
いつもは、宅急便の担当の青年と
ひとつ、ふたつ挨拶まがいの会話をするのだけれど
荷物を受け取ったと同時に、こちらからドアを引いた

いくつかの荷物に混ざって送られた‘その荷物’の
送り主は、間違いなく“八十八川”の例の“代表者”だ
他の荷物はさて置き、早速その品物
“法令集半分”を
開けてみる
す、すごい・・・
全部、ひらがな打ってる、、、
漢字、苦手だしな〜

それにボロボロ・・・
どんだけ、読み返したんだろう、、、
後半が千切れちゃってるよ
“半分”しか送られてきてない
私は何度も何度も、彼らが読んだと思われる
‘半分’の法令集に4度、目を通した
そして、4度目の250ページあたりで、ふと思った
彼らがとくに書き込みが多く、読み込んだ形跡をたどれば・・・
そうか、解った!!!
彼らの欲しかった“しせつ”が!!!
それに関する項目は
特に、何度も確認した形跡がある・・・
[共同住宅]だったんだ・・・
ビックリして本を落としかけた
その時、
どこに挟んであったのだろう?
カサッと四つ折りのA4の紙が落ちた

「しせつの形をこの紙に書いてFAXして下さい。なお、15時までに。」
あと、2時間しかないやん!
ー次回につづくー
(もうすぐ、結末)
投稿者 mochizuki : 2007年09月16日 18:40