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2007年09月02日
ー第三話ー
京都駅に着いて、携帯電話もipodも忘れた事に気が付く

一応は京都駅まで来たものの、
一体“八十八川”に行くには何番線に乗ったら良いのだろう?
そもそも“八十八川”に行ってどうなるのだろう?
で、“八十八川”ってどこ?
それに、慌てて出てきた為
財布に幾ら現金が入っているのかも解らない
京都駅は相変わらず、観光客や通勤客でゴタゴタしていた
JRの改札前で、自分のあまりにも楽観的な行動に躊躇していると、
大音量でアナウンスが流れた
「本日のJR線に御乗車の方、お急ぎ下さい!」
突然、改札前にいた全ての人々が、雪崩のように改札に入り始めた
「えぇ〜?」
改札口から電光掲示板に目をやる

0番線から10番線まで全て同じ表示の文字が映し出され
それが、凄いスピードで点滅を始めた
「ちょっと、・・・すみま・・・・せん!」
後ろからの人の流れに体を押され、考える間もなく
ICOKAで自動改札を抜け
ホームにあらかじめ到着している電車に乗り込むことに・・・
なんだか、花火大会が終了した後の、電車のホームを思い出す
もしくは、阪神VS巨人戦の試合が終わった後の、阪神電車
自分の意志で見動きが取れない
凄い汗・・・とても蒸し暑い・・・
いったいこの電車は特急なのか快速なのか・・・
「全て八十八川行きって?どういうこと?」
私が乗車したと同時にドアが締まり
電車は出発した
方角から言えば、米原方面か?
空いていた補助椅子を下ろして、とりあえず腰を掛けた
「快速電車かな?」
「まぁ、もう乗っちゃったし・・・な〜」
それにしてもめちゃめちゃ暑い
ホームの人ごみからは予想に反して
車内はそれほど混んではいない
そのわりには、全くと行っていい程
冷房が効いていない
「お腹すいた・・・」
そういえば、昨日から何も食べていない・・・
車窓からの風景は、見た事があるような無いような景色である
電車に間に合った?安堵感のあとに
「のんびり、家で洗濯でもしとけば良かった・・・」
「次で下りよう・・・何だかとても疲れちゃった・・・」
私はどうしようもない後悔の念におそわれた
そしてそれほど、歩いたわけでも無いのにグッタリと疲れた・・・
そのまま、ウトウトしたようなしないような、
社内アナウンスにビックリして、われに返った
「終点です!終点です!急いで下りて下さい!」
あぁ、下りなきゃ!
アナウンスに促され、電車から慌てて下りた目の前に
どこの駅にもある改札口があった
そこに不自然にも、直接繋がる廊下・・・
どう見ても、手書きで壁にかかれたような文字が見える

「八十八川しせつ会議」
・・・ここ?・・・
ー次回につづくー
投稿者 mochizuki : 2007年09月02日 15:58